【図解】リーダーシップ 著:新将命

人を率い、動かす能力とはなにか

今日やっと2冊目の本を読み終えました。
前回からだいぶ間が空いてしまったのですが、
割と読みやすい内容でした。
基本的にはリーダーとはが命題の様な印象でしたが、
タイトルにもある様にイラストが多く、論理的に書かれていました。
全部で10章あるのですが、中身はさらに細かく書かれています。
1冊目と違った切り口で人を動かすが書かれている印象を受けました。
学ぶべきところしかないですが、定義付けしている
アルファベット4文字程度の単語(PCDAみたいな)は馴染みが無さすぎて覚えられませんでした↓
自分なりに試行錯誤してやってきたことや、感覚として掴んでいるつもりの内容を 論理的に分かりやすく順序立てて説明されているので、自分のこれまでを振り返って
反省すべき点が浮き彫りになりました。
前回の様に細かくないですが、個人的に刺さった内容をまとめます。


  • 1章 エクセレント・カンパニーの条件
    そもそも、エクセレント・カンパニーという言葉が初耳でした!
    会社を経営し、がむしゃらに良くしたいいい会社にしたいと思って
    頑張っていましたが、明確な観点が見えた気がしました。

  • 6章 人の心をつかむ、動かす
    『聴く・決める・任せる・褒める・故にする』
    上に立つ資質といえば大げさなのかもしれないが、上司らしさ
    リーダーらしさなど、ついてくるメンバーからの目線で考えると、
    上の立場に望むものはそれぞれだと思いますが、上に挙げている観点について
    書かれている章です。
    怠っているところを指摘されているようで耳が痛かったですが、
    逆にこの観点を意識しよう!と思わせてくれました。
    特に任せる褒める故にするこの3点を意識しています!

  • 7章 上司に対するリーダーシップのあり方
    自分が全責任を負う経営者なら話は別だが、多くの場合は上の立場の人がいると思います。
    そのレイヤーに対しての話の持って行き方や、タイミング、自分の意見の通し方が
    書かれている章です。
    これは私も部下に対して意識させようと思っている観点ですが、
    実は私自身うまく実践できていない所でもありました。
    組織が大きくなると社内を円滑に回すことに苦慮すると思います。
    実際ウチの組織も中々に苦戦していますが、諦めずにトライあるのみ!!!

  • 8章 リーダーの仕事術
    この章の中でも特にCSの前にESをが刺さりました!
    CSは想像通り、『Customer Satisfaction』ですが、それよりも大切なのが、
    『Employee Satisfaction』社員満足であるESということです。
    もちろん当たり前のことで、皆さん意識している部分だとは思いますが、
    実際にESを高められている企業は多くないのではと思います。
    それは、今私の会社が直面しているからこそ僻みで思ってしまうのかもしれませんが、
    本当に難しい課題だと思っています。
    だからこそクリアしなければいけないので、これもトライあるのみ!!!

  • 10章 リーダー能力を高める勉強法
    私は決して能力があるから今のポジションについているとは思っていません。
    勤めていた会社で、子会社を作ることが株主との間で決まり、
    人選した結果、他の候補者が辞退して、最後に残ったのが入社9ヶ月の私だっただけです。
    苦肉の策で白羽の矢を立てたのは分かっていましたが、当時はただがむしゃらにやるだけで、
    経営について上に立つ事について何も意識していませんでした。
    ただ、今になってこうやって本を読んだり、セミナーに参加したりして知識や見聞を広げていますが、
    この章にある『自分株式会社』の観点は大切だと感じました。
    会社を経営する中で目標は必須だと思いますが、いざ『自分』になると、
    その目標があいまいになってしまいます。
    日々の業務に忙殺されているのかもしれない、目標が見つからないのかもしれない、
    要素を挙げていけばキリがないですが、目標という言葉ではなくもっと単純な、
    やりたい事でいいんじゃないかと思います。
    きっちりする事も必要ですが、個人でスキルを上げるには、ゴールを決めて何かを達成する実感が
    大切なのだと思います。

少しズレている部分もあるかもしれませんが、私の本書におけるまとめになります。
経営者として、トップとして未熟な私は、本を読むだけでもモチベーションが上がったり、
新しい気づきが沢山あります。
他の経営者の方や、先輩方とお話しできるチャンスもすごく勉強になります。
学生時代は勉強が嫌いで嫌いで苦痛でしたが、この歳になって知識習得が楽しくて仕方ないですね!

次はセミナーに行ってきたので、その内容をまとめたいと思います。