11/27(金) 芦田 多恵氏:ランチョンセミナー

今回は初めてのランチョンセミナーに行ってきました。
タイトルは『時代とファッション』
前半に食事、後半に講演というような構成でした。

まずは芦田 多恵氏のご説明を。
ファッションデザイナーで、2012年に"TAE ASHIDA"コレクションを発表。
父親でファッションデザイナー芦田 淳のメゾン創立50周年を記念し、 国立新美術館でファッションとしては初の展覧会
エレガンス不滅論を開催。

皇室・政財界から女優などを多く顧客に持つ。

私も少しだけファッション系をかじっていたが素晴らしい経歴でカッコよかったです!

セミナーの内容も面白かったし、刺さるお話もありましたが、 まず私が着目したポイントは話の進め方です。 立場上、人前で話すことも多いのですが、
セミナー等の形式で話をしたことがなく、
セミナー自体の構成や、スライドの見せ方まとめかたに意識が回りました。
良し悪しの評価が出来るほどの経験値がないのですが、
イメージしていたよりもスライドが少なかったです。。
ただ、そこがかえって写真の印象を強めたと思います。

エピソード

セミナーの中で、凄く印象に残ったのが、お父さんの芦田 淳氏のエピソードです。

デザイナーを志す中で当時、美のカリスマファッション界のスーパースター
だった『中原 淳一』氏にどうしても自身のスケッチを見てもらいたくて
何度も自宅を訪問し、お手伝いさんに追い返されていたが、諦めきれずに
中原 淳一氏の講演会で出待ちをし、ファンでごった返す中、側にいた人たちの
制止を振り切り中原先生に『私のスケッチを見てください!』と差し出したら、 『私の車に乗りなさい』と言い、スケッチを受け取ってくれ、
車の中でそのスケッチにアドバイスをしてくれたそうです。
美のカリスマと言われている人が、誰とも分からない青年を忙しい中、
車に招き入れアドバイスをするなんて凄い事だと思うし、
中原先生の懐の深さに感服しました。
また、芦田 淳氏の当時からの熱意に、自分を振り返り
まだまだが足りないと感じました。

異業種だし、ビジネスに直結はしていないかもしれないけど、
私としては得られたモノが多かった、初めてのランチョンセミナーでした。