人を動かす人になれ! 著:永守重信
すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
読み始めた1冊目の本。
薦めて頂いて読み始めましたが、そもそも、永守重信氏の事を知らず
どういった方なのかの説明をしてもらいました。
話を聞いているだけでも興味がわき、
早く読んでみたいと思わされました。
さっそく本屋を巡り購入。
時間を見つけては読んでの繰り返しなので、
少し時間がかかってしまったけど、
自分に無い観点や、勉強させられる内容ばかりでした。
トップとはこうあれというような内容でしたが、
まだまだ未熟な自分には刺さる言葉が多かったです。
その中でも、特に気になった内容をまとめます。
- 1:一流、一番をめざすから、人はついてくる
『一番以外はビリ』という言葉が印象的で、
いきなりトップを目指す気持ちを奮い立たされました。
貪欲に一番を目指す気持ち、今の状態に甘んじていたら楽な方に流れてしまう。
忘れるわけでは無いが、言い訳して見ないフリをする事をやめようと思います。 - 19:人望を得るために絶対必要な五つの条件
- ギブアップをしない
- 陰口を言わない、言わせない
- ごまかさない
- 理詰めで追い込んでいかない
- 休まない
人を動かすには動いてくれる人が絶対的に必要になるので、
人望を得るのは必須だと思いました。
自分のスタイルを分かってもらって、ついて来てもらわなきゃ意味がない。
ただ、何となくではこれから先の成長には繋がらないから。
- 56:褒め言葉を見つけてから叱るのがコツ
私も、成長して欲しいからこそ相手を叱っていたが、
いつもどうすれば一番効果的かと考えていたけれど
褒める事はあまりしてこなかった。
だからこそなのかもしれないが、思いっきり叱れてもいない。。。
成長して欲しいならしっかりとしたケアを心がけなければいけない。 - 64:人は「怠けるカメ」と思え
読んでいてこれが一番共感したかもしれない。
若手の頃から考えていた内容だが、本の中では『倍と半分の法則』として書かれている。
ライバルよりも倍の時間働いて、半分の時間で同じ成果を出す。 私は、今の仕事を始めるまで、ビジネスマナーや敬語など全くと言っていいほど使えなかった。
だからこそ、他の人に追いつき、追い越すために同じ事を考えていた。
本書の中に「ウサギとカメ」の話がある。
話の中では、ウサギが休んでる間も、進み続けたカメが勝つのだが、
現実では、ウサギが寝ている時間に、寝ているカメが多いから差が縮まらない。
改めて自分の意識を強く持とうと思った。 - 91:勝者をより強くするよりも、敗者を勝者にするやり方を!
「銀」を「金」にするのと、「歩」を「と金」にするのでは、
労力に対する成果が大きく違ってくる。
自分を含めて、エリートとは程遠い人が大多数を占めるはずなので、
素晴らしい人材をちやほやするのではなく、これから成長するしか無い人間を
叩いて育て上げる事に注力していこうと思います。
気になった項目をピックアップしましたが、
これ以外にも本当に勉強させられる内容ばかりでした。
知識吸収を始めたばかりですが、最初の1冊で読めた事は大きいと思います。
これからも書き連ねていきます。